このたびマイナンバー制が導入されることに決まりましたが、この導入のそもそもの目的は、主に社会保障制度など、国民が支払った税金が正しいところに正しく使われることなどが挙げられるでしょう。

国民一人一人に番号がふられることで問題が出てくることも考えられます

例えば、マイナンバーの漏えいなどでしょう。一人に対する全ての個人情報を一緒にするマイナンバー制にすることで、個人情報の漏えいのリスクが高まることが考えられます。役所など、今までも国民の大切な個人情報を取り扱ってきたところはほとんど問題はないとは思いますが、今回からは、民間の企業も個人情報を取り扱うことになるでしょう。そうなると、大切な個人情報を取り扱うことに慣れていないところもあるでしょうから、民間企業の中には、もしかするとマイナンバーが漏えいしてしまう可能性が出てくるかもしれないでしょう。

万一漏洩した場合は…

マイナンバーが漏えいすると、人に知られたくない情報なども漏れてしまうことが考えられます。例えば、風俗やキャバクラなど夜の仕事をされている方は、この副業のことをあまり知られたくないでしょうが、実はマイナンバーは、個人だけでなく法人にも番号がふられるでしょう。そうなることで、メインで働いている勤め先以外からの収入があることも知られてしまいますので、副業をしていることがバレてしまうことになるのです。法人のマイナンバーは、調べればどこの企業のものかすぐにわかってしまいますので、夜の仕事をしていることがすぐにバレてしまうことになるのです。

確実に確定申告をすることが求められる

副業がバレてしまうことで出てくる主な問題は、風俗やキャバクラなど夜の仕事をしていることが身内にバレてしまうことや、今までは納税しなくても何も言われなかった納税の義務(確定申告)などでしょう。前者の場合、マイナンバー制が導入されると、高い確率で副業が身内にバレてしまう可能性が高くなりますので、厳しい選択にはなりますが、どうしてもバレたくない場合は、導入される前に勤め先を辞めるという方法になるかもしれないでしょう。また後者ですが、こちらは確実に納税の義務(確定申告)が出てくるでしょう。

お店側も安心していられない

風俗の場合は、お店側が国に納税する時に、従業員へのお給料を経費として申告していますので、国民にマイナンバーが付くことで、誰にどれだけの給料が支払われたかが手に取るようにわかるようになります。またキャバクラも、お店側が源泉徴収税(従業員に代わってお店側が払っている税金)というものを国に支払っていますので、誰のぶんの税金を支払っているかがわかるようになります。従って、今までのように税金を支払わないでいたら、脱税をしたことになりますので、厳しく罰せられることになるでしょう。

副業がばれてしまう?マイナンバー制度

キャバクラや風俗などといった仕事をしている女性は、例えばシングルマザーなど、本職の給料だけでは生活を賄えない人、もしくは自分の夢に向かって勉強したいから手っ取り早く学費を稼ぐために働いている人が多いです。平成27年10月に国民全員にわりあてられるマイナンバー制度が、こういった業界に及ぼす影響は甚大なものだと言えます。副業していることがばれないように、確定申告をしていない人が多く、また、キャバクラ店などでも実際に働いている人の名前ではなく、別名で源泉徴収しているお店が多々あります。しかし、マイナンバーが導入されれば、お店が従業員全員のマイナンバーを把握する必要があります。そのため勤務を始めるときに本名とマイナンバーを提供しなければなりません。また、お店側は源泉徴収時にも従業員のマイナンバーを添える必要があります。そうなってくると副業分の収入にかかる税金を含めた金額が本業の会社に請求されてしまうため、副業がばれてしまいます。そのため、夜のお仕事に限らず、源泉徴収等をせずに給料を支払う違法会社が増えるのではないかと懸念されています。

 

今までは確定申告する必要が無い金額の副収入しかなかった人も、給料を支払う会社にマイナンバーを把握されることになります。マイナンバーは、マイナンバーを保管する必要がなくなり、法律に定められた保管期間を経過すれば即時に廃棄しなければなりません。しかし、退職してすぐに廃棄するわけではないので、一度夜のお仕事を始めてしまうと自分が勤務した記録がお店に残ってしまうことになります。マイナンバーの故意の漏洩には厳しい罰則が定められていますが、まだまだ情報漏えいなどの心配も大きいこのご時勢では、夜のお仕事を避ける女性が増えるのではないでしょうか。