女の子の成長を自分の喜びとするタイプ

こういうお客さんは締め日に「今回は○○ポイントまでいきをうなの。どうしてもやり遂げてみたいから、無理でなければ2ポイントでいいから手伝って!」と頼むと、応援したいという気持ちから、意外と協力してくれるものです。ですから、このタイプのお客さんをいかに多くつくることができるかが売上に大きく関係してきます。また、このタイプは、

  1. 若くて自信のなさそうな人
  2. 年配で、ある程度社会的地位のある人

の二つに分かれます。

ー磴て自信のなさそうな人

女の子の成長を自分の喜びとしたいというタイプの中でも、若い年齢層の場合は、キャストにいわゆる「あこがれ」を抱いていることが多いものです。自分と大して年の違わない女の子が、自分の何倍・何十倍もの給料をもらい、輝いている。自分よりはるかに自信があり、夢や目標も持っている。そんな姿にあこがれ、「自分もがんばらなくては」と思うと同時に、自分の「あこがれの存在」がもっともっと成功するように応援していこうというわけです。ですから、自分に自信がなくて気弱そうな男にこのタイプが多いのです。だからといって、気弱そうという外見だけで判断し、フリーのときから「自分を応援してほしい」というような営業をかけるのはやめておいたほうがよいでしょう。見込み遣いだった場合は、逆に「生意気なヤツ」「色気のないヤツ」と映ってしまい、敬遠されてしまうからです。指名をもらい始めて2回目か3回目くらいから、そういう接客をしていくほうが無難でしょう。

年配で、ある程度社会的地位のある人

こういう人は、仕事上で部下を持っていることが多いものです。管理者の喜びは、部下の成長です。長年数多くの部下を育ててきた管理者は、まったく違うジャンルであるキャバクラという世界で、自分のノウハウを伝えてみたくなるものです。がんばっているキャストを見て、「うちの会社でも、これほどがんばっているヤツはいないぞ」と思ったら、とことん応援したくなるものなのです。意識して観察すると、こういうタイプは少し話しただけでわかるようになってくるものです。そのような場合は、フリーでついたときから「がんばっている女像」を前面に押し出してもいいでしょう。

お客さんが応援してみたくなる「がんばっている女像」は

  1. 目標をしっかり持っている
  2. 目標達成の方策をしっかり考えている
  3. 目標に対する今の仕事の位置づけがしっかりしている
  4. 仕事を真剣に捉えている
  5. 性格が素直でかわいく見える

指名をもらってからの対応

このタイプのお客さんには、指名をもらってからも自分ががんばっている状況をアピールしなくてはなりません。「先クールの順位は○位だった」とか、「先クールは順位が下がってしまって悔しい」といった話は効果的です。ただ、毎回毎回このような話ばかりでは、お客さんもうんざりしてしまいます。売上や順位の話は2〜3回に1回くらいのペースにして、あとはお客さんを楽しませてあげることを考えましょう。このタイプのお客さんは、気に入った子を応援するためにどんどんお店に通ったり、指名をしてくれたりすることが多いものです。ただ気をつけなければならないのは、「自分は、この子のためにこれだけしてあげたのだから」と、急に見返りを求めてくるケースがあることです。「見返り」とは「エッチ」のことです。ふだんはとてもよい関係を築いていますから、キャストにとっては「豹変」と映るかもしれません。

 

しかし、これは豹変ではありません。寝た子を起こしてしまっただけです。これは癒し目的のお客さんにも言えることですが、どんなお客さんでも「男」なのです。男である以上、気に入った子とエッチしたいと思うのは当然のことです。ただ、このタイプのお客さんはその気持ちをずっと抑えていただけなのです。では、どうして寝た子を起こしてしまったのでしょうか。それは、キャストにスキができたからです。ふだんはよい人なので、親しくなるにつれて気がゆるみ、ついアフターで酔っ払ってしまったり、うっかり相手の車に乗ってしまったりするのです。そういうスキを見て、お客さんは「この子とエッチしたい」と思うようになってしまったのです。そして、このタイプのお客さんが一度このように変化した場合は、修復は難しいでしょう。

 

せっかくのよいお客さんなのですから、口説き目的のお客さん以上に細心の注意を払わなければなりません。